先日、膝のお皿の外側が痛い言われる中学生の患者様が来院されました。
これはもしかして!と思いすぐに整形外科への受診を進めレントゲン検査したところやはり有痛性分裂膝蓋骨でした。
その時、患者様に持ってきて頂いたレントゲンです。
画像左側に小さな欠片があるのが分かります!
分裂膝蓋骨とは
簡単にいうとお皿の骨が2個以上に分裂してしまっている状態です。
ほとんどが生まれつきですが、お皿に衝撃が加わり割れてしまうケースもあります。
分類としてはお皿の上外側が分裂しているⅢ型が一番多くみられます。
どんな時に痛いか
お皿が分裂している事自体が痛みの原因ではないため、痛みがでない場合のほうが多いです。
しかし、激しいスポーツや運動を行った時などにお皿の分裂している部分に負担が加わり炎症が発生すると痛みが生じます!
特にダッシュやジャンプなど太ももの筋肉を酷使するスポーツを行っている10代前半の男子に多くみられます!
痛みが発生しやすいスポーツ
サッカー、バスケットボール、陸上、バレーボール
当院では特にバスケットボール、バレーボールをしている小学生から中学生が多いです!
当院での治療
分裂膝蓋骨の痛みはほとんどが使いすぎによる炎症なので、基本は「安静」になります!
大会が近い場合などはアイシング、ストレッチ、下肢のマッサージ、超音波、ハイボルテージ電気療法、テーピングなどを行い大会で少しでもいいパフォーマンスが発揮できるよう、調整していきます!
膝の痛みでお困りの方はぜひ一度みたち接骨院までご相談下さい!